新中学校「吉川中学校」がついに開校しました。

吉川中学校の外観

「市長キャラバン」や「どこでも市長」により、市民の皆さんとの意見交換を重ね、担当職員一同も、厳しい財政状況の中、質実ながらしっかりとした教育環境をと、様々なアイディアを出し、建設においては、周辺地域の方々のご協力の下、企業の皆さんが全力で工事にあたってくださいました。

市長キャラバンの様子

どこでも市長の様子

また、「通学する子供達のエリアを決定する学区決め」では、様々な意見が錯綜する中、地域の皆さんが率先して意見をまとめてくださり、まさに「住民自治」の力の素晴らしさを目の当たりにし、感動しました。

吉川中学校工事中の様子

そうした時間の積み重ね、人々の思いにより完成した「吉川中学校」。

しかし、春に開校式や入学式を行えず、ようやく昨日61日、保護者の皆さんや、私達行政、地域の方々からも直接お祝いの言葉をかけることが出来ない縮小した入学式を経て、静かにスタートをきりました。

入学式看板を掲げた体育館ステージ

確かに、華やかさや、心踊る雰囲気も無い開校でしたが、これから吉川中学校に通う子供達は時代の当事者として、いま感じていること、体験していることを通じて、未来を創ってゆく役割を与えられており、まさにこれまでには無い特別な開校であったと思います。

子供達には、そうしたことをエネルギー源として、勇気と優しさを持って、毎日を切り開いていって欲しい、そう思います。

入学式前の体育館の様子

学校用地を提供くださった地権者の皆さんをはじめ、市民の皆さん、これまで長きに渡り検討議論を重ねてくださった議会、行政、教育関係者の皆さん、工事関係者の皆さんなど、「吉川中学校」建設に関わってくださった全ての方々に深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。

令和元年度一日市長で吉川中学校を訪問した様子

吉川中学校校章をデザインした児童と市長、教育長との記念撮影

そして、皆さんと共に、新入生187名を含む吉川中学校全402名の子供達の輝く未来をお祈りしたいと思います。

 

令和2年6月2日
吉川市長 中原恵人