戦没者追悼献花(令和2年8月2日)
市長就任以来、「より多くの市民、特に子供達に戦争の悲しさ、愚かさを伝えたい」と力を入れてきた「吉川市戦没者追悼式・平和のつどい」
戦争経験者による「語り」や、中学生による演奏や平和都市宣言、また、市民による歌や朗読劇、平和写真展に子供達からのメッセージ掲示など、内容の充実を図ってくる中で、近年は多くの方々に参加いただいていました。
しかし、コロナの影響により、今年の開催は中止も考えました。
けれど、感染拡大防止を最大限に実施しながら、献花だけは行うことを決定し、この日、静かに「吉川市戦没者追悼献花」が行われました。
吉川市においても、四百余柱の戦没者の方々の尊い犠牲と、御遺族の皆様をはじめ、戦後の混乱期を乗り越えてきた先人達の悲しみ、努力、情熱の上に、いまの平和と繁栄があることを忘れてはなりません。
献花においては、戦争により亡くなられたすべての方へ追悼の誠を捧げ、世界の恒久平和を強く心からお祈り申し上げると同時に、戦争という歴史の教訓を決して風化させることなく語り継ぎ、これからも吉川市が「価値ある未来」に向かって歩み続けてゆくことを御霊の前にお誓いいたしました。
令和2年8月2日
吉川市長 中原恵人
登録日: 2020年3月30日 /
更新日: 2020年8月17日