栄小学校の六年生の子供達40名も参加してくれた開庁式。

 バルーンリリース用の風船を持つ児童たち 市長・議長・代表児童2人によるテープカット

市民の皆さんも駆けつけてくださる中、テープカットにはこれからの未来を担う子供達も

短い時間ながらも、記憶に残るとても素敵な式となりました。

 バルーンリリースをして風船が庁舎の前を高く舞う 参加してくれた児童たちと記念撮影

街にはそれぞれ歴史に刻まれる日付けがあります。 

吉川市では、平成27年「9月10日」、関東東北豪雨により初めて「避難勧告」を発令し、以来「減災」をキーワードに危機管理体制の強化が進んでいます。

楽しい事で言えば、平成29年に、「7月2日」を「全国なまずの日」と登録し、今年は様々なイベントが開催されます。

そして、もちろん、町から市になった日で、平成28年には市制施行20周年を迎えた「4月1日」も吉川市にとっては大切な記念日です。

そうした中、50年ぶりに新たな庁舎が建設され、業務開始となったこの日、「5月7日」も吉川市の歴史に刻まれる日付けとなることでしょう。 

 市長挨拶

開庁日のこの日も、何人もの市民の方々から、「市長!庁舎完成おめでとう!」と声をかけていただきましたが、

逆です……

3年前の「市長キャラバン」「どこでも市長」で、

多くの市民の皆さんからいただいた、「市民交流センターおあしすと新庁舎を一体的に整備するべき」

という、ご意見をもとに、

 

○「食堂やコミュニティスペースなど、行政業務以外のスペースは新庁舎に設けずに、おあしすを改修することで生み出し、新庁舎はコンパクトにつくる」

○「新庁舎の会議室を市民に貸し出し出来るようにセキリュティを設計し、おあしすに足りない会議室を補完する」

 

などの方向性を打ち出し、建設費を約16億円削減することに成功。

東洋ゴム偽装問題による建設遅延も最小限の期間に抑え、3年という極めて早いスピードでこの日の業務開始を迎えられたのです。

まさに、市民の意見を基にした、「市民と行政の共動」が事業費削減や期間短縮を可能にしたのです。

ですから、私こそ、皆さんの力で成し遂げた「庁舎完成」を心から祝福すると同時に、この新庁舎が「市民と行政の共動」の新たな場になるよう、職員と共にさらに邁進してゆくことをお誓いしたいと思います。

 

これからも、

「価値ある未来」を目指し、共に進みましょうね!

 開庁式 市長挨拶を後ろから

 

平成30年5月10日

吉川市長 中原恵人