減災プロジェクト(令和5年11月20日)
平成29年、
それまでの「被災地支援」や「被災地の市長・行政との意見交換」を踏まえ、
「災害は常に想定を越えてくる。防ぐというよりも少しでも減らす努力を常に続けるという『減災』という謙虚な気持ちで災害対策を進めよう」
と、その年を「減災元年」とし、
- 自らの命は自ら守る「自助の意識の向上」
- 避難行動や避難所運営を自治会等の横の連携で行う「共助の行動の向上」
- 自衛隊やライフライン民間企業との連携による災害対応強化の「公助としての連携強化」
を理念に、様々な減災事業を進めています。
そうした中、この日は第8回目となる「吉川市減災プロジェクト」を栄小学校にて開催しました。
大雨による水害や、大地震を想定し、参加された自治会の皆さんや中学生、外国籍の皆さんが主体となり、
避難行動の確認、避難所の設営などを全員で協力しながら展開しました。
「減災プロジェクト」を何回重ねてきても、
避難受付など、「これで完成」とはならずに、常に「チャレンジし改善」の繰り返しですが、
多くの皆さんが参加くださり、体験を踏まえた意見交換を重ねてゆくことはとても意味があります。
今後も避難所ごとに「減災プロジェクト」を開催してゆきますし、
合わせて、「減災教育」や「減災講演会」「出前講座」なども継続して展開してゆきますので、
ぜひ多くの皆さんに参加いただきたいと思います。
今回の「減災プロジェクト開催」に、ご協力・参加くださった市民、企業の皆さんありがとうございました。
令和5年11月20日
吉川市長 中原恵人
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