下水道事業審議会(令和7年5月21日)
学識者、各団体、公募の皆さんで構成される「下水道事業審議会」を開催。
吉川市の管理となる下水道管や施設は耐用年数等に猶予があり、経営状況は「良」です。
しかしすでに、利用者人口の減少や有収水量の減少は始まっており、耐震化等の施設整備促進は必須。
次世代に対して、整備事業費の平準化など、「良」のバトンを手渡すためにも、
経営戦略の進捗状況分析から、この数年の短期で行うべき施策決定・実行が重要となります。
この日は、
吉川駅北側の雨水を中川に吐き出す役割を持つ「共保雨水ポンプ場」
新たに開発をしている吉川美南駅東口の汚水を集め、処理場に送る「マンホールポンプ」
農業用排水路の水質汚濁を防止し、
農村地域の生活環境の改善に繋がる「農業集落排水処理場(八鍋クリーンセンター)」
を視察し、その後、「下水道事業や農業集落排水事業の概要や現状・課題」
また、「経営戦略策定の目的」などをお伝えしました。
審議会をまとめてくださる菊池会長からも、下水道事業の未来に向けて、
「我々の世代がやらなければならない責任」を感じさせる熱いお言葉があり、
皆さん深く同意されていました。
委員の皆さん、大変お忙しい中、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
令和7年5月21日
吉川市長 中原恵人
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