地域公共交通シンポジウム(令和7年12月21日)
「市民交流センターおあしす」にて、
「地域公共交通シンポジウム」を開催。

⚫︎第1部では、
「地域交通の再設計 一このまちとおでかけを守るために一」と題して、
全国の地域公共交通の課題解決に尽力されており、
吉川市の地域公共交通協議会の会長も務めていただいている、
福島大学・前橋工科大学 の吉田樹教授に基調講演を。

⚫︎第2部では、
「地域みんなでつくるこれからの公共交通 一全国の事例からヒントを一」と題して、
吉川市も参加させていただいている「全国自治体ライドシェア連絡協議会」の池上明子理事に事例紹介を。

⚫︎第3部では、
東武バスの渡部淳運輸部長

障害者の地域での生活を考える検討会議 星座正俊委員長

中曽根地域ささえあい会議 菅谷弘子氏

にも登壇いただき、パネルディスカッションを行いました。
吉川市での公共交通の課題はこの数年で生じたものではありません。
20年前に、年間約3000万円予算の市内巡回バスが利用者の少なさから廃止となって以降、
⚫︎旭・三輪野江の調整区域を走っていただくバス会社への補助金(年間約2000万円)
⚫︎上記の両地区の高齢者へのタクシーチケット配布(年間約2500万円)
⚫︎コロナ禍・物価高対策としてここまでで約4500万円の補助金
その他にも、
⚫︎バス・タクシー運転手となるための資格獲得への補助金や
⚫︎子供達へのバスチケット配布
⚫︎バス事業所見学
などなど、様々な形でこれまで、公共交通維持に力を尽くしてきましたが、
⚫︎運転手不足
⚫︎利用者減少
などを背景に、いよいよ「行政だけで、高い水準の公共交通維持は不可能」という局面になってきており、
吉田教授を会長にお迎えした「地域公共交通協議会」により、
課題解決に向けての意見交換や計画案の策定を行い、この日のシンポジウム開催となりました。
シンポジウムでは、吉田教授の「今日を市民、交通会社、行政のタッグの決起大会にしよう」という呼びかけ通り、

⚫︎市内交通の幹となる「公共バス」を「市民の利用」や「行政サポート」により支え維持し、

通院や買い物などの「ドアtoドアの個人ニーズ」は、
⚫︎星座氏発案の「福祉施設の送迎車の空き時間を地域で活用」
⚫︎菅谷氏が実践されている「地域の人材による送迎サポート」
で充実を図ってゆこうというお話があり、

まさに市民と民間会社・団体と行政による連携の中で、
「サービスを他者に要望し委ねるだけではなく、自分は何が出来得るのかを考え実践しよう」
という決起大会となるシンポジウムになりました。
登壇くださった皆さん、来場くださった皆さん、ありがとうございました。





ここからがスタート。シンポジウムで生まれた熱や方向性を皆さんとしっかりと形にしてゆきたいと思います。
令和7年12月21日
吉川市長 中原恵人
