吉川市の花菖蒲(令和3年4月26日)
毎年、この時期の訪問は「吉川市の花菖蒲」をお土産として贈らせていただいています。
この日、近藤監督や芸術劇場の皆さんにも「花菖蒲」を。
皆さん大変喜んでくださいました。
品質日本一と言われる吉川市の花菖蒲「初霜・はつしも」は堀切の花菖蒲の株から始まっており、
それは安藤広重(歌川広重)によって浮世絵にも描かれているというまさにジャポニズム。
大正末期に「豊田助次郎」氏が伊豆を旅したときの経験から、自宅の高温の堀井戸を利用し、
三輪野江地区で栽培したのがはじまり。
1986年の東京サミットでは会場が吉川産の花菖蒲で飾られたこともありました。
同じ菖蒲と言っても、普通の菖蒲園に咲く菖蒲と吉川産の菖蒲は全く質が違うものです。
出荷するために栽培された「吉川市の花菖蒲」は高品質であり、ゆえに、華道界で使用されたり、
外国からの来賓をお迎えするときに使用されてきました。
今年も秋元さんが、素晴らしい花菖蒲を育て上げてくださいました。
ありがとうございます。
令和3年4月26日
吉川市長 中原恵人
登録日: 2020年3月30日 /
更新日: 2021年4月27日