文化芸術の街へ

今年も「小説・随筆部門」「俳句部門」「短歌部門」「川柳部門」「小中学生部門」「挿絵部門」へ、

市民の皆さんから多くの応募(過去最高の505作品)があり、

その素晴らしい作品達が収められた「文藝よしかわ第5号」が刊行されました。



私達の郷土「よしかわ」が町から市になって20年を迎えた平成28年に「文化芸術の振興に力を入れ、

さらに成熟した街に」と言う思いを込めてスタートした「文藝よしかわ」。

今回も「挿絵部門」は世界的絵本作家の葉祥明氏、「短歌・俳句・川柳部門」は歌人の田中章義氏、

「小説随筆部門」は作家の佐川光晴氏に選考委員を務めていただき、各賞が決定しました。
授賞式の様子

授賞式の様子

授賞式の様子

授賞式の様子


先日市役所で開催された「受賞記念レセプション」において、

「いろいろと空想して書いた文章が賞をとれて嬉しいです」と一生懸命にスピーチしてくれたのは小学生。

また、「以前妻が受賞した。今回は私が受賞し、ようやく夫婦間の文化的格差がなくなった」と笑う年配の男性や

「農作業の合間にふと思いつき、軽い気持ちで応募した川柳が受賞してビックリした」と驚く農家の方と、

受賞者も、小学生から高齢者までと幅広く、お住まいの地区、吉川在住歴、お仕事もさまざまでした。

授賞式の様子

授賞式の様子

授賞式の様子
 

数字だけを追い求める「まちづくり」ではなく、人や郷土への「愛」、人々の「絆」、

一人ひとりの「幸福」などを実感出来る、そんな「まちづくり」を目指している吉川市において、

さまざまな市民の皆さんの思いが詰まった作品で構成される「文藝よしかわ」はまさに、

吉川市の「まちづくり」の理念を表すものの一つだといえます。

授賞式の様子

授賞式の様子


「私達の吉川市」がさらに成熟した「まち」へと成長するように、

今後も市民の皆さんとともに文化芸術の振興を継続してゆきたいと思います。
授賞式の様子

 

令和3年7月20日

吉川市長 中原恵人