新宮市 熊野なまずの里へ(令和3年11月11日)
和歌山県新宮市の「新宮港埠頭株式会社」さんへ伺いました。
海外から入ってくる木材の荷卸し等の港湾運送を主としながらも、その「食品部」において、
「とる漁業から育てる漁業への転換」、「新たな『食』の創出」として「なまず」の養殖場を手懸け、
地域独自の食文化の展開を図ってらっしゃる小池社長。
「熊野なまずの里」と銘打った養殖場では、17の養殖池で年間6万匹のなまずを自らの手で稚魚から育て、
切り身、フィレ、蒲焼、業務用などの様々な加工も行い、
さらに販売営業にも力を入れ、日本橋三越やシェラトンホテル等への納入販売まで全てを自社展開されています。
2018年の事業スタートから数年でここまでの発展を成し遂げた秘訣を、
「みな船乗りだから、素人ばかりだけど、やる気、情熱があればね」と優しく笑いながらお話しされる小池社長。
お忙しい中、一つひとつ丁寧に説明くださった社員の方々も
「365日、なまずのことを考えています!」と熱く語ってくださいました。
全国のなまず関連の自治体やお店などで協力開催している「全国なまずサミット」への参加も「ぜひ!」と了承くださった小池社長、
そして社員の皆さん、ありがとうございました。
大変勉強になった視察でした。私達もさらなる展開を目指し頑張ります。
今後ともよろしくお願いします!
令和3年11月11日
吉川市長 中原恵人
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