この日は、草加市、越谷市、八潮市、三郷市、松伏町、吉川市の5市1町により、

2050年までにCO2の実質排出量ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」共同宣言を。

共同宣言の様子

 

昨年度末、吉川市では「エネルギービジョン」を策定し、その中で大きく2点明らかになりました。

 

まず一つ目は、吉川市では、産業系、家庭系を超えて運輸系でエネルギーを多く消費しており、

故にガスや電気を超えて燃料油の使用量が多く、ここをいかにCO2削減に結び付けてゆくか

考えていかなければならないということ。

共同宣言の様子

 

次に、吉川市では地形的にも、自然環境的にも、再生可能エネルギーを生み出すことが難しく、

太陽光を中心としながら、「もみ殻の再生利用」など再生エネルギーを生み出す実験的なチャレンジ

をしてゆかなければならないということです。

 

 

こうした状況を踏まえると、吉川市単独ではなく、広域でのインフラの整備やチャレンジは

「ゼロカーボン」に向けて非常に有効であり、現実的です。

共同宣言の様子

 

今後は、共同宣言を踏まえた計画をしっかり5市1町でつくりあげてゆくこと、

また、実現に向けては行政だけでなく市民の皆さんの主体的な活動が不可欠であることから、

「ゼロカーボンシティ」実現に向けて、「埼玉県東南部地域ゼロカーボン推進チーム」を設置し、

様々な取り組みを進めてゆきます。

共同宣言の様子

 

令和3年5月5日

吉川市長 中原恵人