ベトナムの皆さんが(令和6年8月26日)
私が明治大学で講義を行っているご縁で、
国際協力機構(JICA)、日本国際協力センター(JICE)、明治大学が協力している、
ベトナム地方都市の市長や議員の皆さんの訪日研修を吉川市で受け入れることになり、
この日、約20名の皆さんが吉川市へお越しくださいました。
吉川市内には約2200人の外国籍の方がいらっしゃいますが、そのうち約750人がベトナムの方で、最多です。
また、吉川市のシンボル「なまず」の養殖もベトナムでは盛んで、
これまでに吉川市で「ベトナムDAY」を開催したり、
「なまずサミット」にベトナムの方々が参加くださったりと様々に交流があるので、研修依頼には「ぜひ」と即答でした。
研修午前中は、「吉川市におけるまちづくり」をテーマに、
水道、下水道、災害消防、ゴミなどの生活の土台となる事業や
吉川美南駅東口の開発などの都市計画事業、
未来を創る教育・文化事業、
そして、市長キャラバンやどこでも市長、市長とランチミーティングなど、
吉川市がもっとも大切にしている市民との共動事業などについて
2時間を超える研修でしたが、皆さん、市長や職員による説明を熱心に聞いてくださり、様々に質問を。
お昼ご飯もご一緒させていただきましたが、
お弁当は吉川市の「萬万亭」さんの「ベトナムなまずを使用した中華弁当」。
皆さん大変喜んでくださいました。
また、吉川市側の通訳として吉川市在住のリンさんにも同席いただき、選挙の話しなどで盛り上がりました。
萬万亭さん、リンさん、ありがとうございました。
午後の研修は視察とし、吉川美南駅東口の開発現場と近隣自治体と共同で行なっているゴミ処理(リユース)工場をご案内。
ベトナムと日本の行政体制の違いもあり、皆さんとても興味深く真剣に視察され、質問も多数ありました。
訪日団の皆さんからは、「吉川市の理念ある市政運営のお話しはとても勉強になった」と感謝の言葉をいただきましたが、
ベトナムの地方都市の次代を担う方々との交流は、私達にとっても大変勉強になり有意義な時間となりました。
次は、私達がベトナムを訪問させていただき、様々学ばせていただきたいとお伝えしたところ、皆さん笑顔でウエルカムと。
新たな交流、
絆が生まれた一日となりました。
訪日団の皆さん、お疲れ様でした。
良い日本滞在となることをお祈りします。
令和6年8月26日
吉川市長 中原恵人