公共交通の課題について(令和6年12月14日)
市内を走る青いバスは、市内バス会社「グローバル」さん。
今年から、新たに整備された「吉川美南駅東口」と市役所を結ぶ
「新たな路線」も走ってくださっています。
そうした新たな路線がスタートした吉川市においても、
公共交通の課題は様々にあります。
旭・三輪野江の調整区域においては、
・バス会社に年間約2000万円の補助金を捻出し、路線バスを維持。
・高齢者にタクシーチケット配布(年間約2400万円)。
を行ってはいますが、便数の増加や運転手不足などの課題があり、
また、吉川駅の南側でも、運転手人材難により、便数が減っており、
市としても「運転手確保への補助金制度」を創設して支援していますが、人材難は解決していません。
そうした課題の解決に向けて、この日は「地域公共交通協議会」を開催、
地区の代表者の皆さんからは「利用者の思い」を、
また、バスやタクシー会社の皆さんからは「厳しい営業状況」などを伺いました。
行政だけでどうにか出来る課題ではないので、なかなか難しい状況ですが、
今後も様々なアイディア、チャレンジを視野に入れて、取り組んでゆきます。
令和6年12月14日
吉川市長 中原恵人
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